DroNet 太陽光発電施設向けドローン
監視・点検ソリューション
Autonomous Drone Monitoring & Inspection for Utility-Scale Solar Plants
太陽光発電所に、空からの監視を。
AIと遠隔操作によるドローン点検で、 銅線盗難やパネル異常検知に先手を打つ新提案。
「DroNet 大規模太陽光発電施設向けドローン 監視・点検ソリューション」は、
STエンジニアリング(ST Engineering)が提供するドローン運用システム「DroNet」を活用し、
大規模太陽光発電所における省人化と資産保全を支援する、信頼性の高いソリューションです。
太陽光発電所に、空からの監視を。
AIと遠隔操作によるドローン点検で、 銅線盗難やパネル異常検知に先手を打つ新提案。
「DroNet 大規模太陽光発電施設向けドローン 監視・点検ソリューション」は、STエンジニアリング(ST Engineering)が提供するドローン運用システム「DroNet」を活用し、大規模太陽光発電所における省人化と資産保全を支援する、信頼性の高いソリューションです。
ソリューション概要
銅価格の高騰を背景に、太陽光発電施設では銅線の盗難が相次いでいます。
発電所の復旧までに発生する売電損失は大きく、深刻な事業リスクとなっています。
さらに、損害保険料の引き上げや、保険引受停止といった影響も広がり、ファイナンス上の担保価値にも影響を及ぼしかねない状況です。
こうした被害は、銅線価値のみの損害を超えて、 事業全体の継続性にかかわる深刻な問題へと発展しています。
ドローンによる無人自動巡回、AI映像解析、リアルタイム通知を組み合わせ、発電所全体を効率的かつ無人で監視します。
パネル異常の検知などの日常的な点検業務にも対応します。
本ソリューションは、ドローン機体、運航管理、データ収集、映像解析までを含む統合型のソリューションであり、STエンジニアリング製のDrNシリーズ機体だけでなく、他社製の認定ドローンとの連携にも対応します。
運転法案や予算に応じて柔軟にシステム構成が可能で、太陽光発電施設向けの常時監視・盗難対策に最適化可能です。
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広大な太陽光発電施設全体をカバーする、
DroNetの遠隔自動監視システム広大な太陽光発電施設全体をカバーする、DroNetの遠隔自動監視システム
現場に人を常駐させずとも、発電所の敷地全域をドローンが巡回し、異常の兆候をAIが検知し、盗難や故障の未然防止につなげます。
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発電パネルや変電設備まで網羅的に監視
発電パネルや変電設備まで網羅的に監視
発電パネルから変電設備まで、AIによる映像解析で異常を早期発見し、トラブルの拡大を防ぎます。
DroNetの特長と強み
DroNetは、社会インフラや民間施設などの広域監視を目的に開発された多用途型ドローン運用管理システムです。太陽光発電施設における監視・点検にも高い効果を発揮します。
ここでは、DroNetの主な特長と強みをご紹介します。
DroNetは、人が現場に常駐しなくても、ドローンが自動で巡回し、 AIによる映像解析で異常を検知、リアルタイムでデータをクラウドに送信します。
これにより、設備の状態を常時見える化し、異常の早期発見と迅速な対応を可能にします。
また、シンガポールにおいて最初のBVLOS(目視外飛行)による都市部での運用実績があり、その安全性と信頼性は国際的にも高く評価されています。
導入先の用途や予算、運用環境に応じて柔軟に構成可能であり、 盗難防止、省力化、定期点検の効率化など、複数の課題を同時に解決できる 実用性の高い 多用途型ドローン運用管理システムです。
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STエンジニアリングについて
STエンジニアリング(ST Engineering、本社:シンガポール)は、世界24か国に100社以上の関連会社を持つ、アジア有数のテクノロジー企業グループです。
シンガポール証券取引所(SGX)において上位10社に名を連ねており、グループ全体の従業員数は、23,000名を超えます。
その中核子会社である STエンジニアリング・エアロスペース(ST Engineering Aerospace)は、有人航空機のMRO(整備・修理・オーバーホール)事業で培った高い信頼性を、無人航空機(UAS)分野にも展開しています。
STエンジニアリングのDroNetは、2021年以降、シンガポール国内において延べ19,000回を超える飛行と、6,000時間以上の運用実績を誇ります。
明治産業は、STエンジニアリング製DroNetの国内販売代理店です。
BtoBのお客様にも安心してご導入いただけるソリューションをご提供します。
システム構成
DroNetは、以下の4要素で構成された統合型の無人監視・点検ソリューションです:
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ドローン機体
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ドローン機体
STエンジニアリング(ST Engineering)製 DrNシリーズのドローン機体、または同社が許諾する他社製ドローン機体を使用します。
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DroPort(自動離発着ステーション)
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DroPort(自動離発着ステーション)
STE社製 DrNシリーズのドローン機体、またはSTE社が許諾する他社製ドローン機体を使用します。用途や運用環境に応じて、柔軟に機体を選定できます。
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DroHub(遠隔集中制御ステーション)
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DroHub(遠隔集中制御ステーション)
操縦者が1名で複数のドローンを同時に制御できる遠隔運航システムです。
操縦者は太陽光発電所に常駐する必要がなく、遠隔拠点からの集中運用を実現します。
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DroConnect(クラウド型映像・データ管理プラットフォーム)
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DroConnect(クラウド型映像・データ管理プラットフォーム)
ドローンが取得した映像や点検データをクラウド上で一元管理します。
リアルタイムでの監視に加え、過去の異常履歴の確認も容易に行えるため、継続的な設備状態の可視化と早期対応が可能です。
DroNetは、これらの構成により、発電施設の監視・点検を無人化・省人化すると同時に、高い信頼性と柔軟な拡張性を兼ね備えた運用を可能にします。
その他のシステムソリューション・ユースケース
DroNetは、太陽光発電施設をはじめ、以下のような多様な施設にも対応可能な無人監視・点検ソリューションです。

ダム、貯水池、港湾、送電施設、発電所、変電所、橋梁などのインフラ施設

公園、運動場、教育施設などの大規模公共施設

工場、物流センター、倉庫、研究施設など大規模民間設備
また、輸送用途には目視外飛行(BVLOS)に適したマルチコプター型や固定翼型ドローンも複数機種展開しています。
太陽光発電所以外の施設で導入をご検討中の方も、お気軽にご相談ください。
お問い合わせ
明治産業は、STエンジニアリングの「DroNet」ソリューションの国内正規販売代理店です。
製品や導入に関するご相談は、以下までお気軽にお問い合わせください。
明治産業株式会社 特販部 産機課
TEL:03-6859-1383
担当者:荒井 佑弥 (あらい ゆうや)